日が傾き始めた頃合い。ようやく授業が終わり、放課後になる。と同時に、雪崩のように教室から出ていくクラスメイトたち。ほとんどの生徒が部活動へ行くようで、どの生徒もこの時間を待ちに待っていたと言わんばかりに浮足立った雰囲気だ。何が面白くて毎日のように同じ場所で同じ運動をしているのだろう。僕にはさっぱり理解できない。
「…ぐふふぅ」
僕は頬杖をついて、部活動へ向かうクラスメイトたちの背中を眺めながら嘲笑う。僕には、部活動なんかよりもずっと楽しいことがある。彼らはあんなにも楽しいことを知らないのだ。なんて哀れなんだろう。普段は僕のことを適当にあしらってくるくせに。まったくもっていい気味だ。
「…ぐふっ…?!ん…っ!お…っ!」
おっと、気が抜けてしまった。つい気分が良くなりすぎて、クラスメイトを見下す愉悦を感じていたせいで、張りつめていたものが一気に決壊していた。
「う…っ、あぁ…」
びゅっ、びゅるるっ!先端から噴き出した粘液は、我先にと温かな穴の奥へと飛び出していく。すっかり油断していた僕は、突然の快楽に背中を反らしながら絶頂していた。喉の奥から枯れた喘ぎが漏れ出す。これは、今日何度目の絶頂だろう。ええっと、登校してから2回、午前中に3回…、昼休みには何回出したんだっけ…。
「う、うおぉ…っ!?」
ぼんやりと今日の行動をなぞっていると、別のことを考えるなとでも言わんばかりに、裏筋にぴったりと密着した熱いものがぞりぞりと這い上がっていった。瞬間、頭の中は真っ白になってはじけ飛び、僕はその圧倒的な快楽へ屈服することになった。
「おぉ…っ!」
びゅっ、びゅっ。その刺激は更なる射精を煽り、僕はあっけなく全てを吐き出した。
「はぁ…っ、はぁ…っ。あぁ、斐川さん。キミも行っていいよ」
僕が座っている椅子の前。脚をぱっかりと開いた体勢でしゃがみこんでいる斐川奈桜に声をかける。ねっとりとして柔らかそうなその口には、僕の陰茎がずっぷりと奥まで咥えられている。僕の膝の上にのせられた巨乳を両手で挟み込んで弄びながら、労ってやる。斐川は顔こそ地味だが、身体は極上だ。むっちりとしたその身体つきに感心しながらも、僕は斐川の口内から陰茎をずるりと引き抜いた。
「よし、今日も部活動見学の時間といくかぁ」
下着とズボンを穿きなおし、立ち上がる。精液を口いっぱいにして呆然とする斐川を置いて、僕も教室を出た。
「さぁて、今日はどの部活の女を楽しませてもらおうかなぁ~」
先日も同じように部活動見学をしたわけだが。あの時は文化部ばかりを見て回った。文化部の女は、大人しい子や豊満な身体の子が多かった。
普段から僕が狙う女は、活発な女ばかり。僕のことを適当にあしらってくる小生意気な女や手の届かない明るい女を言いなりにするのがこれ以上ない快感だからだ。しかし、文化部の見学をしてから文化部の女の魅力も再認識することになった。クラスメイトで合唱部の斐川を呼び寄せて、そのムチムチな身体付きを思う存分堪能してやったのもそういうわけなのだ。斐川の太くて柔らかそうな太腿をがに股にさせ、盛り上がった2つの山の間に下着を食い込ませた陰部。そこから漂う雌の匂いを堪能しながらの口淫。今度はそのだらしない尻肉に挟んでもらうのもいいだろう。
「おっと。今日は運動部を見学するんだった。ま、とりあえず、グラウンドに出るか」
涎が出そうになっていたのに気づき、現実へ意識を戻す。文化部の女に一層魅了されたとは言ったが、運動部の女が彼女らに劣るわけではない。寧ろ、今日の部活動見学では運動部の魅力を再発見できると踏んでいる。
「ぐふふぅ…っ」
楽しみになるあまりに笑みが零れてしまう。早く見学したい。女の身体を楽しみたい。汗に塗れた健康的な身体を弄びたい。そんなことを考えていると、自然に足取りは早まっていった。
それにしても、運動部とはいってもいくつもある。まずはどの部活を見学しようか。運動部を見学するぞと意気込んだはいいものの、特にあてはなかった。バレーボール部もいいし、バスケ部もいい。いや、水泳部も外せないな。妄想は次々と膨らんでいく。…いけない、もう勃起してしまった。
僕が運動部を弄ぶことが好きな理由のひとつに、ユニフォームが卑猥だということを是非とも挙げたい。引き締まった腕や脚を惜しげもなく曝け出すほどの際どい服装をしているだけでも煽られるというのに、その薄手のユニフォームを汗でぴっちりと身体に貼り付かせて丸みを帯びたラインを強調してくるのだから、男としては堪ったものではない。
そんな劣情に満ちたことを考えているうちに、どの部活にするかを決めきれないままに僕は早くもグラウンドに辿り着いていた。ぐるりと見渡すと、広いグラウンドのそこかしこで活動する運動部たちが目に入る。さて、選び放題だ。僕は気の赴くままにグラウンドを闊歩し、今日の獲物を選別することにした。
「…お、テニス部か」
初めに僕の目に留まったのはテニス部だった。校舎からほど近いグラウンドの隅、テニスコートで活動している部活だ。設備もそこそこ整っているおかげか、部員も多く、クラスメイトも数人がテニス部に所属していたような気がする。
まずは近づいてみる。規則正しく並ぶ幾面ものテニスコート。そこで元気よくラリーをする女部員たち。
「ほう…」
実に健康的だ。ラケットがボールを打ち返す爽快な音。大きくラケットを振りかぶり、押し返す動作も美しく洗練されている。彼女らが振り乱す髪から散らされる汗の粒は日の光に反射していて眩しい。
「はぁ…」
思わず見惚れてしまう。どの女も短いスコートがひらひらと翻り、そこから伸びる筋肉の程よくついた太腿がちらちらとその根元をぎりぎりまで見せつけてくる。もちろん、その奥の下着は見えないようになっているだろうとは思うが、それでも釘付けになってしまう。
「ふぅ…、今日はテニス部に決定だな。さぁて、何をしようか…」
その健康的な姿に思わず見入ってしまっていたが、これでは本当にただの部活動見学だ。いや、それにしてもテニスのユニフォームはエロい。一度視線が奪われてしまえば、簡単には離すことができないほどに。
「…集合ぉ~!」
パンパン、と手を叩き、テニスコートの一番端まで聞こえるほどの大きさの声で呼びかける。
「え?」
女部員たちが一斉に僕の方を振り返る。当然、部員でもない男がこんなことを言っても何の強制力もない。寧ろ、気味悪がられておしまいだ。
しかし、僕の場合は違う。
「…ちょっと、あの男いきなり大声出して何なのぉ~?…って、あの男は…」
女たちは数秒の間困惑していたが、僕の顔をまじまじと見つめた後、納得したような顔をして、ぞろぞろと僕の近くに集まり始めた。やはり催眠の力は素晴らしい。
「ぐふふ、全員集まったな」
僕の周りを取り囲むように立つ女たち。右に立つ女はすらりとした身体つき。左はむっちりとしている。正面に立っているのはかなりの美人。見渡す限り、どの女も一級品だ。
「よぉし、その手に持ってるラケットを使ってオナニーしてごらん。好きなところを好きなところに当てるんだ」
全員を一気に相手するのもいいが、セックスをしてしまえば、せいぜい3人ほどしか意識を向けられない。これだけの女がいるのだ。せっかくなら全ての女を楽しみたい。今回は彼女らの痴態を眺めさせてもらうとしよう。
「…はい」
どう考えてもおかしな命令だ。部活中に乱入した部外者が突然部員を集合させたかと思えば、この場でオナニーをしろと言っているのだ。普通ならば、従う女などいるはずもない。しかし、こんな無茶な命令すらも女たちは疑いもなく言いなりになってくれる。
「あ…っ、あぁ…っ」
まずそのラケットのグリップをスコートの中に入れたのは、右側に立っていた女だ。迷いもなく、グリップに跨るようにして、腰をへこへこと前後に動かし始めた。下半身を突き出してグリップの上に股間を滑らせたかと思えば、尻を突き出して逆向きにスライドさせている。その手つきはどうにも慣れているように見えた。
「おほっ、キミやる気満々だねぇ~。普段からそういうオナニーしてるのかなぁ~?」
他の部員たちはラケットをどうやって使って自慰をしようかと困惑しているのに、この子だけはすぐに陰部を擦り始めていた。
「はいぃ…っ、いつもラケットでしてるんですぅ…。あぁ…っ」
その女は腰の動きを止めないまま、従順に卑しい秘密を教えてくれる。部活で火照った身体を家で慰めているのだろうか。健康的な女が自宅では卑猥なことをしているというのは、そのギャップで興奮してしまう。
「おいおい、他の女もやるんだぞ」
未だラケットの使い方に戸惑っていた女たちに声を掛けると、彼女らも見よう見まねで自慰を始め出した。同じようにグリップを使って陰部を擦る女もいれば、ストリングスを胸に押し付けて上下に擦っている女もいる。ユニフォームの上から乳首を刺激しているらしい。硬い網に乳首が引っ掛かって気持ちよさそうに甲高い声で喘いでいる。
「おほっ、おほぉ~っ!」
こんなの、卑猥すぎて勃起しないわけがない。見渡すと、ガニ股になってグリップをポールに見立ててポールダンスのようにしている女もいるし、フレームの部分を陰核のあたりに押し付けている女もいる。先ほどまでどのようにラケットを使っていいか困惑していたようには見えない。女というものは、一度でも性的快感を知ってしまえばすぐに快楽に夢中になってしまう哀れな生き物だ。
「おっほぉ〜っ!」
こう見ると、ひと口に女と言っても性感帯はそれぞれ違うらしい。弄り方もそれぞれだ。素早く擦る女もいれば、ねっとりとしゃぶるように動かす女、緩急をつけて弄る女。
「はぁはぁ…っ」
見渡す限りの女が僕の命令で自慰をしている。蕩けるような顔、あの女は無表情だ。おっと、舌を出して白目を剥きながらヘコヘコと腰を動かしている女もいるな。テニスコートでユニフォームを着た女たちが自らのラケットを使って自慰をしている。こんな卑猥な行為をしていい場所でも、していい格好でも、使っていい道具でもないはずなのに。
「ぐふふ。いいね、いいねぇ~。それじゃあ、部長は誰かなぁ~?」
こんな卑猥な姿を見せつけられては、僕も我慢ができなくなってきた。先ほど斐川の口内に出したばかりのはずなのに、ズボンの中は痛いほど窮屈になっている。このまま自慰の見学をするだけのつもりだったが、もう耐えられない。肉欲に塗れた部員たちを代表して、部長に奉仕してもらうとしよう。
「…はい」
一歩前に踏み出して、名乗り出たのは後ろの方にいた女だ。確か、ラケットを横にしてフレームに陰部を擦っていた。
「オナニーしたまま、フェラチオをしてもらう」
部長というだけあって、かなり引き締まった身体をしている。エースなのだろうか。腕や脚には程よく筋肉がついていて見栄えがいい。それでいて胸と尻は女らしく柔らかそうなボリュームだ。部長の身体つきに見惚れていると、部長はスコートの中身が見えるのも気にせず、その長い脚をぱっかりと外側に開いて僕の前にしゃがみ込む。そして、僕の下半身に手をかけてズボンから陰茎を取り出す。
「おぉ…っ!」
ぶるり。飛び出した陰茎は想像以上に勃起していた。我慢汁が先端からとろとろと零れて、カリ首のあたりまで伝っている。完全に上を向いた棒は、ぴくぴくと小さく痙攣して部長の口淫を待ちわびていた。
「んあぁ〜」
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、部長は陰茎の根元に手を添えてその口をゆっくりと開いていく。唾液を纏った赤い舌が部長の小さな口からだらりと垂れて、裏筋の方へと近づいてくる。
「お…っ、おぉ…っ」
期待で陰茎が一層上を向き、部長の舌から離れてしまう。それを追うように部長はその端正な顔を突き出す。まるで僕の陰茎を味わいたくて仕方がないみたいに。
「んえぇ~っ」
舌を突き出しただらしない表情のまま僕の陰茎に近づいてくる部長。オナニーをさせておいたおかげか、紅潮した顔が僕の性欲を煽り立てる。
「あむぅっ」
「おおおっ!」
ぷちゅ。陰茎の先端と部長の舌がようやく密着した。温かな感触に悦ぶ暇もなく、舌は蠢き、ずり上がっていく。先端と舌の根元が触れ合う頃には、僕の陰茎の半分は部長の口内に飲み込まれていた。
「ふひひぃ…っ!いいぞぉ…っ!そのままさっきみたいにオナニーするんだ」
待ちくたびれた快楽に、ゆるゆると腰を動かしながら命令すると、部長は頷いてラケットを地面に横に立て、フレームに陰部を擦りつけ始めた。先ほどオナニーをさせていたときは脚を閉じていたはずだが、しゃがみ込んでフェラチオもさせられているせいで、ガニ股になってしまっている。
「はひ…、ほうへふはぁ(こうですかぁ)…?」
「んおっ!ちょ…っ、咥えたまま喋るな…っ」
咥えたまま話すものだから口内が鈍く振動して、意図せず気持ちよくなってしまい、下品な声が漏れる。
「んっ、んん…っ、んあぁ…っ」
注意をしてみても、部長の方はガニ股で腰を動かしていると気持ちいいところに当たるのか、喘ぎは止められていない。それどころか、咥えたまま喘ぐせいで分泌され続ける唾液が陰茎に絡みつき、ぐっちゅぐっちゅと厭らしい音を奏で始めていた。
「お…っ?!」
慣れないのか、それとも自慰が気持ちよくて上手くできないのか、舌の動きはかなり乱雑だ。先端に粘ついた唾液が押し込まれたり、舌先がカリ首をごしごしと磨いたりする。
「うおぉ…っ?!ぶ、部長…、そうじゃなくてもっと顔ごと動かしてみて…っ」
敏感な部分ばかりを刺激するものだから、痛いほど気持ちよくて頭がおかしくなりそうだ。これ以上続けられれば数秒でイってしまう。それはまずい。僕は意識が飛びそうになる中、懸命に僕の陰茎にしゃぶりついている部長の後頭部を掴み、彼女の頭ごと前後に揺らしてみせた。フェラチオとはこういうものだ、と教え込むように。
「ぶぼぼぼッ、ぶぼぉッ!ずりゅりゅりゅッ!ぬぽんっ!」
根元まで押し込んで、ギリギリまで引き抜く。少し無理やりにしすぎただろうか。小さく窄めた口に硬い棒が勢いよく出入りし、下品な音を立てる。
「おぉっ!いいねぇ~っ!」
「ぶぽぉっ、ぬぷぷぅ…っ!んぼぉっ!」
奥まで挿し込むと、喉がきゅっと縮こまって先端を締め付ける。引き抜けば、唇だけが頭を動かす速度に追い付かず、ひょっとこ顔になっている。あぁ、整った顔が歪む様はいつ見ても愉快だ。僕は楽しくなってきて、部長に口をもっと窄めるように言いながらも腰を動かすスピードを速めていく。
「ぢゅぶっ、ぬぷんっ!ぶぼぼぉ…っ!」
「おっ、おっ、おぉ…っ!これ…っ、イきそ…っ!」
刺激が強くなりすぎないように僕が主導権を握ったはずが、それも束の間のことだった。周りで自慰をさせていた女たちも、その嬌声を切羽詰まったものに変え始めていて、部長の口から与えられる直接的刺激だけではなく、耳からも犯される。
「う…っ、おぉ…っ!」
快楽の波に追い立てられ、絶頂へと導かれていく。もう止められない。このまま絶頂するしかない。
「あぁ…っ、あぁあぁん…っ!」
どうにか理性を保とうとしていた時だった。ひと際大きな女の声が響いた。それは、確実に絶頂の声だった。自慰をしていた正面の女がイったらしい。それだけではない。その絶頂の声を皮切りに、他の女たちも次々に絶頂していく。ラケットを脚にぎゅっと挟んで、背中を反らしながらの絶頂。気持ちよすぎるのか、力が抜けて座り込んでしまっている女もいる。
「はぁ…っ、はぁぁ…っ!」
四方から響いてくる嬌声。テニスコートに似合わぬ淫欲の声。もうだめだ。こんな声を聴かされていたら、嫌でも射精させられてしまう。
「…僕が出したら部長もイくんだよぉ…っ」
部長の後頭部を抱え直し、奥を突きながら暗示をかける。いや、催眠を使って暗示をかけるまでもなく、部長の方も絶頂はすぐそこに見えているようだった。ラケットに押し付ける腰の動きは射精前の男のピストンのように高速だ。部長の顔も一層だらしなくなっていて、陰茎を美味しそうに食べているように見える。
「んぶうぅっ!うぶぶっ!ずろろぉ~っ!」
「おっ?!すげ…っ、おおおお〜っ!」
最後のトドメだと言わんばかりに、部長の舌遣いも激しくなる。温かな口内で暴れまわる舌が僕を着実に追い詰めてくる。
「イく…っ、お前もイけ…っ!おおぉぉおぉ~っ!」
「ん…っ!んぶぶぶぅ~っ!んん~っ!!」
びゅっ、びゅるるるっ!びくっ、びくんっ!完璧なほどに同時のアクメだった。勢いよく噴き出す精液を口内で受け止めながら、部長は身体ごと快感に震わせてイっていた。陰部を押し付けられたラケットは粘ついた液体がべったりと貼り付いている。
「はぁ…っ、はぁぁ…っ」
今日何度目の射精だろう。それなのに、噴き出された精液は重たく、そして濃厚な子種汁が出たと思う。
「はぁはぁ…っ。そうだ、口開けて見せてみてよ」
息を整えながら、口の中をいっぱいにしたままの部長に提案する。
「…んっ、んえぇ~」
部長は頷き、両方の人差し指を口端に添えてぐいと開いてくれる。ぱかっと開いたその中には、溢れ出しそうなほど大量の白濁があった。僅かに湯気が立つそれは、白の絵の具をそのまま出したかのように濃厚な色だった。
「じゃあそれ、飲んでね」
「ん…っ、んんっ」
部長はまたしても従順に頷き、口の中の液体を何度かに分けて飲み込んでいった。その嚥下していく様にも興奮する。名前も知らない女が僕の精液を飲んでくれているのだ。興奮しないわけがない。僕は息を荒げながらその様子を観察した。
「ふぅ…、お疲れさま」
言いつけどおりに飲み切ったらしい部長と僕の周りで快感のあまり倒れ込んでいる女たちに軽く声を掛ける。かなり満足だ。僕はテニスコートを去ることにした。