「ふぅ…」
ようやくホームへと続く階段を上りきり、僕はひと息ついた。ようやく、とは言っても、たった数十段の階段なのだが、体力のない僕はすっかり息が上がってしまっていた。普段から運動をするわけでもないし、部活にも入っていない。そんな僕にとっては、毎日のようにこの階段を上り下りすることが一番の運動になっていた。
「ふぅ…、今日は早く着きすぎたか?」
深呼吸して上がった息を整えながら頭上の電光掲示板を眺めていると、利用客たちに次々と肩をぶつけられてしまい、よろめく。なんだよ、と苛立ちながら辺りを見渡せば、やはりその光景はいつもと変わらず、ホーム上は通勤や通学の人々でごった返していた。これほどの混雑ならば、階段の側、それも電光掲示板の近くに立っている僕は相当な迷惑のはずで、ぶつかられても文句は言えないだろうと思った。僕は半ば、人に流されつつその場を離れることにした。いつもの電車はまだ来ていないようだし、これ以上、人にぶつかられるのは勘弁だ。どうせならば、人の少ない乗車口まで行こう。
「…この辺でいいか…。…おっとぉ?」
歩き出してから1分も経たない頃。いつの間にか、僕はホームの端が見える辺りにまでたどり着いていた。ここまで来ればひと気は大分減ってきていたし、目的の電車が来る時間まであと少しということもあって、足を止めようとしていた時だ。ふと目に入ったのは、とある光景。僕は一瞬にしてその光景に釘付けになっていた。
「あれは…」
ホームに備え付けられたベンチ。その端に行儀よく腰かけてスマホを弄っている女子高生。いや、女子高生なんて珍しくはない。僕のように電車を使って通学している女は大勢いるし、毎朝のように見かけている。
僕がその女に目を奪われたのは、彼女が女子高生だからというだけではない。彼女が身にまとっていた制服が、紛れもなくお嬢様学校のそれであったからだ。
「…ほう」
僕は早くもその女に興味を持ち始めていた。まずは、この女子高生のことをじっくりと観察してみることにした。スマホを眺めているその女に気づかれないように1歩近づく。もちろん、他の利用客にも怪しまれないように気を配りつつだ。
数メートルの距離。女が身につけているのは、上品なグレーのワンピース。ピンとアイロンのかけられた白い丸襟には大きめの黒のリボン。膝に乗っている手提げも有名なブランドのものだろうか、可愛らしいデザインだ。毅然とした座り方といい、どこか悠然としたスマホの弄り方といい、育ちの良さがよく分かる。やはりこの女は、名門校の生徒に違いない。さすがお嬢様。普段から食べているものや環境が違うだけあるな。
「こいつはいい女だな…」
この制服は確か…、なんとか学院、とか言う女子校だったはずだ。さすがに学校名までははっきりと思い出せないが、この辺ではかなり有名な名門女子校だったはずだ。格式の高さはもちろん、その制服の可愛さも相当有名らしく、SNSやネットニュースなんかで話題になっているのを見かけることもしばしばだ。
「確かに可愛らしいな…」
話題のその制服は、ファッションには全くといっていいほど興味のない僕の目にも、可愛らしく映り、思わず感嘆の声を漏らしてしまうほどであった。落ち着いたグレー色のワンピースは柔らかそうな生地でありながら身体のラインは出すぎておらず、シルエットも美しい。スカ―トの丈も膝頭をちょうど隠すほどの長さで、長すぎず、短すぎない。清楚さは残しつつも不格好すぎない丈だ。いかにもお嬢様といった風のワンピースだ。
ともかく、それほどに格式のある高校がゆえに、タクシーや自家用車で通う生徒も少なくないらしく、このように電車で見かけることはかなり珍しい。目の前のこの女も、一度も見かけたことはないし、普段はそのように通っているに違いない。何か事情があって今日は特別に電車を使っているのだけだろう。つまり、この女に会う機会はもう二度とないかもしれないのだ。
「ふひひ…」
その次の瞬間には、僕はズボンのポケットから時計を取りだし、それについたボタンを押し込んでいた。
「よし」
そうして、いつもの通り、時間が止まった。僕以外の全てが一切の活動をぴたりと止めている。いつも通り、時間を止める時は誰にも見られないように気を配ったので、用が済んで時間を動かしても怪しまれることはないだろう。我ながら、完璧だ。
「楽しませてもらおうねぇ」
ターゲットの女子高生に更に近づき、ベンチに座る彼女の目の前に立つ。女の膝頭が僕の脛に当たりそうなほど近くだ。ふわりと漂ってくるシャンプーの香りを嗅ぎながら、僕は女を見下ろしてにやりと笑う。準備は完璧だ。この女をどうしてやろうか。
「まさか、お嬢様学校の女を相手にできるなんてなぁ…」
目の前でぴったりと固まっているこの女は、これから弄ばれてしまうなどと思いもしないでいただろう。たまたま電車を使ってしまったばかりに、僕に目をつけられてしまったばかりに。
スマホを握った姿勢のまま固まっている女の顔を覗き込んだ。スマホを見るために伏せられていた顔は、僕が離れたところから様子を窺っていたこともあり、ほとんど見えなかった。さて、お嬢様学校の女。いったいどんな顔かジャッジさせてもらおうか。
「…どれどれ…。っと、おおぉぉぉ…」
かなりの美人だ。期待を裏切らないその顔の端正さに僕は息を呑んだ。体型もスレンダーで言うことはない。
「よし、それなら早速、ここの中身のチェックをさせてもらおうかな」
折角の機会だ。じっくり楽しませてもらおう。まずは、膝を隠すように垂れたスカートの端を指先で軽くつまんでゆっくりと持ち上げていく。
「キミは知らないかもしれないが、電車に乗る時はスカートの中身をチェックするんだよ。変なものを持ち込んでいたらだめだからねぇ」
ありもしないルールを喋りかけながら、スカートを持ち上げていく。さすがお嬢様学校の制服だ。指でつまんだだけでその手触りの良さが伝わってくる。ゆっくり、ゆっくり持ち上げる。周りには他の利用客もいるというのに、堂々と痴漢ができるこの快感。しばらくすれば、椅子に座っているせいで太く広がっている太腿がじわじわと見え始める。ふわり、ひらり。柔らかな素材のスカートは、指先の持ち上げる力に逆らわず、その奥を晒していく。
「ん…?よく見えないな…」
布がちらりと姿を見せるも、脚が行儀よくぴっちりと閉じられているせいで良く見えない。仕方ない、脚を拡げさせてみるか。
スカートを持ち上げたまま、2つの膝頭の間に片足をねじ込んで、ぐいと横へ押し拡げる。徐々に開いていく白く長い脚。すると、奥に見えていた布に光が当たる。白だ。真っ白なパンツだ。
幸い女が座っていた4人掛けのベンチに座っていたのは、左端に座っているこの女とその反対の右端に座っている中年の男だけだ。ぱっかりとはしたなく脚を拡げさせれば、ゆうに2人分を占領してしまう。まるで、常識のなっていない傲慢な人間のように。
しかし、こいつはおしとやかなはずの女で、お嬢様だ。清純そうな見た目をしているくせに、大股を開き、グレーのワンピースで隠していた真っ白なパンツを晒しながらスマホを弄っている。
「えっろ…っ!こいつ…っ、こいつ…っ!…じゅるるるっ!」
堪らず、僕はしゃがみ込んでその白のパンツにしゃぶりついていた。
「れろぉぉぉぉ…っ、じゅるるんっ、じゅるぅぅぅ…っ!」
わざと大きく下品な音を立てながら女の下着を吸い上げる。これは痴漢などではない。ホームで下着を見せつけている、いやらしいお嬢様に正しい教育をしてあげているのだ。女子校で育った無垢な身体に男の恐ろしさを教え込んでやっているのだ。
「れろぉ…っ、んぶぶっ!じゅるるるぅ~っ!」
さすがお嬢様。スカートの中ですら、華やかな香りがする。下着の耽美な味も吸い上げるたびに深い味わいになり、一層甘くなっていく。普通の女子高生ならば、スカートの中は臭い子も少なくない。パンツの味だって、汗が染み込んで塩辛かったり、トイレットペーパーで拭き損ねたアンモニアの味がすることもある。
「こうなったら、直接味わわせろ…っ!」
もっと知りたい。お嬢様の陰部の味を。僕は手早くその白の下着を脱がせ、女の陰部を露わにさせた。
「おほぉ…っ」
陰毛が処理された綺麗なピンク色。そこは、べっとりと濡れていた。陰部を覆うその液体は、僕の唾液だけではないのは明白であった。粘度の高い透明な液体が陰部の奥から次から次へと溢れてきていたから。
「僕のマンコキスで興奮したかぁ?」
膣口に指の腹を突っ込みながら煽ってやると、粘ついたふとい液体が陰部からとろりと零れてベンチへと伝っていく。脚を拡げておいたおかげで陰唇はその役割を放棄し、敏感なはずの陰核すらも外気に晒されてしまっている。
「クリトリスをこんなに勃起させてたら電車に乗れないぞ?」
すっかり充血した豆。そこにふーっと熱い息を吹きかける。おっと、息に唾が混じってしまった。女の陰核が僕の唾液に包まれたかと思えば、その刺激に快感を拾ってしまったのか、女の陰核はむくむくと更に肥大化していく。
「また下品に勃起させやがって…」
今度は舌先を突き出して、陰核の頂点へぐいと押し付ける。陰核と舌のキスだ。そのまま舌先を小刻みに動かせば、愛液は止まることを知らない。ベンチはお漏らしをしたかのようにびっしょりと濡れていく。
「れろれろれろぉ…っ!」
そのまま陰核にしゃぶりつき、その大きな豆を唇で挟んで吸い上げる。じゅるじゅると水音を立てて吸い上げながら、舌先を使って虐めるのも忘れない。
「あっま…っ!お前のマン汁あますぎだろ…っ!んじゅっ、じゅるるっ!」
粘度を増していく愛液はどんなスイーツよりも甘い蜜だ。知らない男に下着を舐められ、陰核を舐められて分泌した甘い淫液。学校へ向かう電車のホームで下半身を見せつけるようにした格好をして、厭らしく卑猥な淫液で公共のベンチを濡らしている。
「くっそ、このマンコ、使いてぇ…っ!」
こんなのを見せられれば、もう我慢はできない。僕は陰茎を取り出し、その場に立ち上がった。
「おら、背面座位だぞ…ッ!お前みたいなお嬢様は知らないだろうけどな」
女を持ち上げ、彼女が座っていた腰かけていた場所に座り、すっかり天井を向いた陰茎の上に女を座らせた。愛液を吸い込んだベンチの上。そこで僕たちは背面座位をしていた。
「入ってく…っ、入っていってるぞぉ…っ」
ずぶっ、ぬぷぷぅぅ…。
早速、狭い陰唇を押し広げながら、陰茎がゆっくりと奥へ入っていく。いつもより感じるのは、重量感と圧迫感。…まさか。
「処女か…?さすがお嬢様学校だな」
この溢れ出してくるぬるついた感覚は、間違いなく血液だ。ああ、この女は処女だったのだ。可哀想に。やはり箱入りのお嬢様はこの歳では男と交わるなんてしたことがないらしい。しかし、処女だからと言って手加減したりなどしない。寧ろ、これ幸いと、僕は笑みを浮かべながら処女膜の更に奥まで進んでいく。容赦なく膣へ入っていく陰茎。少しずつ満たされていくはずの性欲は新たな渇望を生み、女の腰を掴む力は強くなっていく。
「胸も揉ませろっ!」
ワンピースを胸の上あたりまで持ち上げ、下着を露出させる。パンツと揃いの白の下着。この体勢だとカップのあたりはよく見えないが、触り心地から推測するに、控えめにレースのついたものらしい。なるほど、こちらも清楚というわけか。僕はそのブラを掴み、引っ張り上げ、ぶるんと胸を露出させた。すると、横に置かれていた鞄が目に入る。
「さぁて、おっぱいを曝け出しながら背面座位で犯されてるこの女は…っと」
高校生ならば、生徒手帳を持ち歩いているはずだ。僕は、布でできた可愛らしい手提げに目をつけた。そして、その中に手を突っ込み、手探りで生徒手帳を探すと、予想通り、入っていた。早速それを取り出して広げて読み上げた。
「えぇっと…○○学院、高岡志津香…」
やはりお嬢様学校の生徒らしい。生徒手帳のデザインすら、その辺の高校とは比べ物にならないほど立派な装丁だ。
「これほどのお嬢様学校の女を相手にできるなんて。今日の僕はツイてるなあ!」
僕はその生徒手帳を女の太腿の上に置き、ピストンを再開させる。まるで、自分がお嬢様だと周囲に見せつけながら、犯されている変態女だ。それも、その相手は小汚い男子高校生ときた。
「お…っ、おほぉ…っ!」
興奮しきった僕はめいっぱい下半身を突き出し、膣奥まで挿入する。中は血液と愛液で溢れ、突くたびに我慢汁と雌の汁が混ざり合う水音が響く。
「お嬢様の処女マンコやっべぇ…っ!気持ちよすぎ…っ!」
パンッ、パンッ!
深いピストンをしてやれば、女の尻が僕の腿に勢いよく落ち、鈍い音を立てる。僕の腿も赤く染まっていくのがわかるが、それには構わず深いピストンを繰り返す。
「おらっ!知らねぇ男にホームのベンチで処女奪われてんぞぉっ!」
露出させた胸を乱暴に鷲掴みにし、腰を動かす。小ぶりで柔らかな乳房はピストンのたびにぷるぷると弾んで面白い。
「やっべ…ッ、もう出る…ッ!」
陰茎が張り詰めるまでは一瞬だった。女の胸を強く掴んだまま、腰をぐるぐると回して膣の中を堪能する。最奥に押し込んだまま、腟内を掻き回す。膣口は陰茎に蓋をされ、溢れる愛液と血液は出口すらない。
「処女マンコにたっぷり中出し…っ、してやるからな…っ!」
この女は、将来を約束された男と結婚するのだろう。無垢そうな女に見えるし、結婚した後に初夜を迎えるかもしれない。その時に、自らが処女ではないと知るのだ。
「イく…っ、出る出る…っ!」
そんな未来を想像しただけで、一層高まっていく。性交をした覚えもないのに、処女膜がなくなっているなんて、なんと哀れで愉快なんだろう。しかも、処女を奪ったのが僕みたいに見境のないスケベなのだ。ああ、可哀想に。
「お…ッ、精子がのぼってきた…ッ!お…っ、うあぁ…っ!」
膣内が張り裂けそうなほどに激しいピストン。硬い陰茎を最奥に押し込み、腰を小刻みに動かして更に奥まで食い込ませる。熱い膣は悲鳴を上げるかのように締まり、僕を絶頂へと駆り立てた。
「イく…ッ、おほぉぉおぉ…っ!」
びゅっ、びゅるるるッ、どぴゅッ!
朝一番の精液は、容赦なく濃厚で大量だ。そんな妊娠スレスレの新鮮な精液を女の無遠慮に注ぎ込む。つい先ほどまで処女だった膣。血液と愛液が満ちているそこに、雄の粘液を捻じ込むかのごとく、注ぎ込む。睾丸に詰まった濃厚な精子、その全てをこの女のナカに注ぐまで、何度も何度も腰を動かし続けてやった。
「はぁ…、はぁはぁ…」
ぐちゅ、ぬりゅ…。
腰をゆっくりと動かし、最後の一滴まで注ぎ込む。女の尻を僕の腿にぴっちりと密着させ、一番奥での射精。狭いはずだった膣内は大量の液体に塗れ、膨れ上がった。
「…ふぅ…。こんなもんか」
無垢なお嬢様に世間の厳しさを教え込んでやった。僕は妙な達成感を感じながら、陰茎を膣から引き抜くと、陰部からどろりと粘液が零れだした。その粘液を手持ちのティッシュで血液や精液を軽く拭き取り、服を元通りにしてやる。ベンチも軽く拭いておいてやろう。膣内の精液は残したまま、女を元の位置に座らせる。元通りだ。
「これでいいか…」
女から離れ、時計のボタンを押し込む。カチリ。時間が動き出し、再び騒がしいホームの景色が戻ってきた。人々は何事もなかったかのように動き出す。さて、あの女の反応はどうだ?
「…あら?」
例の女は腰を浮かせ、尻に軽く触れてから、何やら落ち着かない様子で辺りを見回していた。漏らしたとでも勘違いしたのだろうか。しかし、そうではないと分かったらしく、何事も無かったかのように再びスマホを弄り始めた。僕はホームへ入ってきた電車に乗り込みながらほくそ笑んだ。