【小説】時間停止の世界9話〜授業中にフェラ〜

時間停止の世界

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「あー、皆さん。ここは大事ですよ~。ちゃんと聞いてくださいね~。ここは~、こうで…」

静かな教室に響く老年の女教師の声。そののんびりとした声は、狭苦しく敷き詰められた40近くの机と椅子に座らされた生徒たちに、緩やかに投げられてはゆったりと溶け込んでいく。

耳に心地の良い穏やかな教師の声に揺られ、ほとんどの生徒は机に伏せて眠っているか、もしくは上の空である。昼食直後という居眠りに最適な時間に授業をするにはあまりにも不向きな教師だなぁなどと思いながら、僕にも例外なく大きな欠伸が込み上げてくる。

「はぁぁ…、退屈だなぁ…」

教室内をぐるりと見渡せば、真面目に授業を受けている生徒はほんの一部だ。そいつらはノートを取ったり、教師の話に相槌を打ったりしている。僕の場合、授業のノートはクラスメイトの女のものを写しているのでわざわざ授業中にノートを取らなくとも問題ない。授業中、自分自身でノートに板書を写すよりも、ノートにまとめるのが上手い女のノートを借りて写した方が手っ取り早いし、わかりやすいのだ。

「暇だし、ちょっと誰かに抜いてもらうか」

そうと決まれば早速行動しよう。僕はズボンのポケットに手を突っ込み、時計のボタンを押しこんだ。

カチリ。

僕の手の中で時計は小さく金属音を鳴らす。その音を合図に、世界の時間が止まる。世界中の万物、僕以外の全てがその一切の動きを止めていた。教壇に立って教導していた教師の口も半開きのままに固まり、生徒たちのペンの音や寝息すらもピタリと止まる。教室には、物音1つさえしなくなっていた。

「これでもう僕の好き放題にできるってわけだ」

こうなってしまえば、この世界は僕だけのもの。

それにしても、自分以外のものが動きを止めるなんて、普通はどうやったってありえないことだ。しかし、こんな不可解な状況をもう何度目かわからないほどに体験してきた僕にとっては、最早慣れたものである。かといって、気を抜いているわけでもない。自分の欲の向くままに時間を止めていては、怪しまれてしまうから。今だって、ちゃんと周りの様子を確認してから時間を止めたのだ。

特に、授業中となれば、時間停止はお手の物だ。授業中は、時間を止めても誰も気が付かないことは経験上、わかりきっている。誰もが教壇に立つ教師やノートに集中している。そうでない不真面目な生徒も、机に伏せていたり窓の方をぼんやりと眺めていたりで、最後列に座っている僕なんかに注意を払っている人間などいないのだ。

「さぁて、今日は誰にしようかなぁ」

完璧に静まった教室。僕は席を立ち、教室内を歩いて回る。さて、今日はどの女に奉仕してもらおうか。時間が止まり、マネキンのようになってしまったクラスメイトたちをウインドウショッピングさながら、じっくりと品定めする。授業中に教師がそうするように、席と席の間をのんびりと歩き、そして生徒たちの顔を覗き込んでは、また歩き、次の生徒の顔を覗き込む。

「おいおい、中川。お前、授業聞いてないじゃねぇか」

まずは、僕の席の3つ前に座る女、中川美桜に目をつけ、彼女の右側に立った。やはり、この女は外せない。中川はクラスの中心的存在で、快活な性格の美人だ。これだけ聞くと、完璧人間のように思われるだろうが、この女は性格にかなりの難があるのだ。ほとんどのクラスメイトには明るく、そして人当たり良く振舞っているが、僕のような教室の隅にいる陰気な男に対しては、その対応が一変する。僕と同じ空気を吸いたくないとでも言いたげに、僕が近くを通ると、蔑むような眼で睨みつけて距離をとってくる。まるで、僕が汚いゴミであるかのように。

つまり、この女は、僕にとって因縁の相手なのだ。時間を止めたこの世界で、もう何度も何度も犯してきた。この生意気な女の膣の形を知り尽くしているのはもちろん、弱い部分だっていくつも知っている。ほくろの位置だって、乳首の色だって、空で思い出せるほどに。アナルだって僕の陰茎を呆気なく飲み込めるようになるまで何時間もかけて開発してやった。僕に逆らうとこうなるんだぞ、とその身体に教え込んでやった。

最早、中川は僕の一番の肉便器と言っても過言ではなかった。ほとんど毎日のように好き勝手に犯されていることも知らずに、僕のことを変わらず見下してくるのだから面白い。

「おい、聞いてるのか?」

中川も眠気に襲われていたのか、その細い腕を天井に向かってぐい~っと伸ばしているところだった。口を結び、目をぎゅっと瞑った顔。眉間に皺が寄り、のけ反った体勢のおかげで顎をくいと上げている。美人と言えども、こんなタイミングで止められては、多少は間抜けな表情になるらしい。

「おい、中川!…ふん。こいつ…っ!」

時間を止めているのだから、僕の問いかけに返事をしないのは当然のことなのだが、この間抜けな表情を見ていると、やはりどうにも苛立たされる。僕は込み上げてくる苛立ちのままに、中川が見せつけるようにして開いていた右脇、その窪みに狙いを定める。そうだ、こんなやつには制裁を加えなければ。僕を馬鹿にするような鼻を埋めてやった。そこは、布越しでも、鼻が濡れてしまうのではないかと思う程に蒸れている。さて、味わってやるか。

「すぅぅ~っ!」

勢いよく、鼻から息を吸い込んだ。鼻を埋めたのは、制服越しの脇。あの生意気な中川の脇。中川の脇を纏う空気を勢いよく吸い込めば、僕の鼻の穴に熱く蒸れた空気が入り込んでくる。ずぞぞ、と鼻の音が鳴ってしまうほどの強い吸引。女の脇に鼻を埋めているだけだというのに、情けなくも僕は相当興奮していたらしい。その強い吸引によって、中川の脇が纏っていた空気は全て、数秒もかけずに僕の鼻の中に取り込まれていった。

「すぅぅ、すんすん…っ!くっせぇ…っ!中川の脇、くっせぇ!」

そして、待ちに待ったその匂いは、はっきり言って、かなりの臭さだった。籠って蒸れた塩気のある香り。柔軟剤の染み込んだ制服のフィルターを通してやってくる空気のはずが、その鋭い脇臭は僕の鼻腔に辿り着くまでに一切和らぐことはない。いや、寧ろその柔軟剤の甘い香りが脇の臭さを一層際立たせているかのようだった。

「くっさッ!中川、お前これはさすがに臭すぎだろ!」

汗が蒸れた香り。健康的なメスの香りを濃厚に凝縮したかのような臭いだ。もちろん、今までに何度もこの女の体臭を嗅いだことはあったが、中でも今日は特に鼻を刺すような悪臭である。そういえば、今朝の中川は遅刻ギリギリに滑り込んで来た気がする。ちょうど今は午後だから、朝から半日かけて登校中に走ってかいた汗の臭いが熟成されたのだろう。

「たまんねぇ…っ!すんすん…っ!」

一度、こんな強烈な臭いを嗅いでしまえば、もう中毒にさせられるしかない。それほどまでに刺激的な中川の脇臭は僕の鼻腔を通ったかと思えば、体に溶け込んでじわじわと僕の脳を取り込むように犯していく。

「すんすんっ、すうぅ…っ!」

この女に憧れている馬鹿な男たちに、ぜひこの強烈な臭いを嗅がせてやりたい。僕は、半ば取り憑かれたようにその匂いに夢中になりながら、そんなことを考えた。この中川という女は、その快活な性格と端正な顔付きを持っているおかげで、何人もの男に好意を寄せられているのだ。上級生である3年生にも目をつけられているという話も耳にしたことがある。そんな男たちがこんな強烈極まりない臭いを嗅いでしまったら、どう思うのだろう。憧れていた女が学校内でこんな臭いを漂わせているなんて知ったら、幻滅するだろうか。それとも僕のように興奮してしまうのだろうか。

「ひひっ!まあ嗅がせてやんないけどなぁ!」

こんな中川の秘密を知っているのは僕だけでいい。いや、中川だけじゃない。クラスメイトたち、いやこの学校に通う女たちの恥ずかしい秘密を知っているのは僕だけでいいのだ。アナルを穿られて感じてしまう女。クリトリスが異常なほど大きく勃起してしまう女。陥没乳首の女。イラマチオをさせられて濡らしてしまう女。このクラスだけでも、様々な女がいる。それは、僕だけが知っているのだ。クラスメイトの処女はほとんど僕が奪ってやったし、中川のようにアナルを開発してやった女も少なくない。

「中川、お前は金曜に腋毛を剃るんだったよな…。えぇっと、今日は木曜日だから…、この制服の奥には生えかけの腋毛がびっしり茂ってるんだろうなぁ」

僕が知っているのは、性感帯や身体的特徴を初めとした恥ずかしい秘密だけではない。僕は、女たちの習慣すらも知っている。毎日見ていれば、腋毛や陰毛の処理の日ぐらいは簡単に把握できてしまう。陰部の匂いや弄った時の感じやすさから、オナニーの頻度すらも想像できてしまう。

「はぁぁ…っ」

それにしてもこの臭い。たまらん。美人な女が無防備に脇を見せつけているというだけで興奮してしまうというのに、その匂いがここまで臭いとなれば、雄としては発情しないわけがない。無意識のうちに僕の陰茎は勃起し、ひとりでに腰が揺れてしまっていた。

ああ、早く気持ちよくなりたい。ズボンの中でむくむくと起き上がり始めているこの肉棒をすぐにでも取り出して扱きたい。そして、この女の生意気な顔面にどぴゅどぴゅと白濁をぶちまけてしまいたい。

下半身は一層熱くなる。今すぐペニスを取り出して快感を貪っても良かった。しかし、このまま抜いてしまうのは惜しい気もしていた。折角、授業中に時間を止めたというのにいつもと変わりばえのしない処理の仕方でいいのだろうか、と。僕から席が近いというだけで、この女が1番初めに目に入ってしまったが、別の女でも楽しみたいと思っていた。ここは抜かずに我慢するとしよう。よし、そうと決まればこの女の役目はおしまいだ。

「…よし、最後にお前のそのくっせぇ匂い、僕の匂いで消毒してやるよ」

かといって、臭いを嗅いだだけで終わるなんて面白くない。僕は言いながら、僕は中川の座っている椅子に片足を乗せた。伸びをして反らしている中川の上半身に、僕の下半身を密着させる。そして腰を突き出し、ズボンの中で盛り上がった部分をその脇に擦りつける。

「おっほぉ…っ!」

中川の臭い脇に、ズボン越しの陰茎を押し付ける。腰をヘコヘコと振り、小さな脇の窪みに陰茎を何度も何度も擦り付ける。ズボンの中で我慢汁がとぷとぷと溢れてくるのがわかった。

「う…っ、うあ…っ」

適度に窪んだ柔肌が陰茎を包み込むような微弱な快楽がたまらない。夢中になってしばらく擦り付けていると、先端への刺激で我慢汁は次々と分泌され、下半身から放たれるその蒸れた臭いも僕の鼻まで漂ってくるほど強くなってくる。そう、この臭いで中川の脇をペニス臭くしてやろうと思ったわけだ。その作戦は見事に成功し、数分後には、中川の脇は僕の我慢汁の臭いが染み込んでしまっていた。

「さて、他の女は…っと」

少し大胆なことをしてしまった気もするが、誰がやったかまではバレないだろう。僕は満足して、中川の席から離れ、再び足を進める。…こうして見てみると、やはり、まるで教師の話を聞いていなそうな生徒ばかりだ。

「ほう、それに比べて繁野さんは真面目だねぇ…」

次に目をつけたのは、繁野美和。黒髪をストレートに伸ばし、眼鏡をかけていて、化粧っ気もなく、見た目は少し地味な女だ。珍しいことに、好んで最前列に座り、授業中には自ら進んで発表なんかもする優等生でもある。しかし、そんな繁野さんでも、その陰部は毛は意外にも少なく、陰唇はかなりむっちりとしていて形が卑猥なのが特徴である。

「ふむ…、今日は繁野さんに処理してもらうとするか」

校則通りに着こなした膝下丈のスカート。この下にはあの卑猥な陰部を抱えているだなんて、僕以外は誰も知らないのだろう。

繁野さんは、ノートを取っている途中だったらしく、黒板を見つめた姿勢で、シャープペンを握っている。手元のノートを覗き込むと、綺麗な字が規則正しく並んでいる。相当真面目に授業を聞いていたようだ。

「よぉし、まずはこっちを向いてもらおうか」

僕は繁野さんを座らせたまま、彼女の座っている椅子をぐいと引き、そしてこちらへ向ける。真剣な表情で教壇の方を向いていた繁野さんをくるりと90度回転させ、机の横に立っていた僕の方を見つめる形である。ただし、向きを変えただけなので、繁野さんはシャープペンを握った姿勢のままだ。

「ひひ。何だ、この格好は!滑稽だなあ!」

今、繁野さんの手元には机どころかノートすらもないというのに、シャープペンを握ったまま、真剣な眼差しでこちらを見上げている様子は非常に愉快だ。周りのクラスメイトたちは机に向かっているというのに、これほど真面目な表情をした子が滑稽な格好をしている。僕はなんだか面白くなって笑ってしまった。しかし、この非日常感といったら。可笑しいだけではなく、ゾクゾクすらしてきた。

「ふひひ、まずは下着を見せてもらおうかな」

ひらり。綺麗にアイロンのかけられたスカート、その裾を摘み、捲り上げる。

「ほう…」

スカートの奥に見えたのは白のパンツ。リボンやレースなどはついていない、シンプルなデザイン。色気はないが、真面目な繁野には似合っていて可愛らしい。

「へぇ、脚を開いてもっとよく見せてもらおうか」

行儀よく、ぴったりと揃えられていた繁野さんの膝を掴み、ぐいと外側に拡げる。そうすれば…、真面目な女に似合わない格好、がに股の完成だ。

…ああ、この格好も愉快だ。繁野さんのような地味な女が真面目な顔をしてスカートの中を見せつけるかのように股をぱっかりと開いている。なんという、淫行だ。

「もっと近くで見たいなぁ~、ひひっ!」

わざとらしく声をあげた僕は、にやにやと笑いながらその場にしゃがみ込む。ちょうど繁野さんの太腿のあたりと視線が繁野さんのスカートの中を覗き込んだ。奥に見えるはずの白の下着を観察するためだ。しかし、残念なことに、大股を開かせている割には、スカートの裾の影が落ちていて下着はよく見えない。

「見えないなぁ~?ひひっ、これはもっと近くで見ないとなぁ~!」

再びわざとらしく声をあげてみる。僕以外の全ての時間が止まった世界で、こういう演技をすることに特に意味はないのだが、雰囲気を出すにはちょうどいい。なにより、僕自身の気分が上がるのだ。

「さてさて、繁野さんのスカートの中にぃ…、お邪魔しまぁ~すっと!」

僕は、意気揚々と繁野さんのスカートの中に顔を突っ込んだ。

「…ほぉ…?」

まず、僕が驚いたのは、そこから漂う匂いだった。臭い?いや、寧ろその逆だ。

「こ、これは…」

なんだこの匂いは。ああ、堪らん、堪らん。僕はその香りにすぐに夢中になっていた。開かれた繁野の太腿を掴み、更に大きく拡げさせ、最奥まで顔を突っ込み、下着越しの陰部に鼻をぴったりとつけて鼻をぶひぶひと鳴らしながら嗅ぎ尽くす。これは、花の香りだろうか。なんだか甘い香りがするのだ。いや、清潔な石鹸の香りもする。どちらにせよ、中川の脇の香りなんかとは大違いだ。

「すぅぅぅぅ~っ!」

今度は、一気に吸い込んだ。これだけ一度に吸い込んだというのにやはり、鼻の奥に漂ってくるのは、柔らかな香り。午後の陰部なんて、蒸れ蒸れで臭くなっていると相場は決まっているというのに。朝からかいた汗が下着に染み込み、そして尿の拭き残しが下着の中で蒸れているはずなのに。

前の日の夜、いや朝に自慰をしている女だっている。そういうスケベな女は、下着に愛液や潮を染み込ませたまま登校してしまうものだから、僕にその淫臭を嗅ぎつけられ、自慰の周期を暴かれていることだって珍しくない。

いや、授業中に濡らしている変態女だって、いる。そんなスケベな女子高生なんて、AVや成人漫画だけのものだと思っていたが、意外とそうでもないらしいのだ。ローターを入れたまま平然と授業を受けている女を見つけたこともあるし、授業中にシャープペンで下着の上から勃起させた陰核をコリコリと弄っている女もいた。もちろん、そんな変態女を見つけた時は時間を止めて何度も何度もイかせてやったのだが。

とにかく、そういう変態な女、そうでなくても陰部を臭くさせている女ばかりであるこの学校では、ここからこれほどに可憐な匂いをさせている女なんて、中々見つからないのだ。

「はぁはぁ…っ!はぁ…っ!…たまらん…っ、れろぉ…っ、れろぉ…っ!」

久々に嗅いだ女の陰部のフローラルな香りに夢中になってしまう。気付けば、舌をめいっぱい突き出して、繁野さんの下着を舐めていた。下着に舌が触れると、じゅわり、と音がして、僕の唾液が下着に染み込まれていく。サイズが小さい下着なのか、肌に密着するタイプの下着なのか、とにかく、繁野さんの盛りマンが下着越しにぷっくりと浮き出ているのも舌に伝わってくる。

「えっろ…」

性的に煽られるような香りではないというのに、下着の奥に隠している陰部は卑猥で仕方がない。舌を強く押し付けると、ぷにぃ、柔らかな陰唇が押し込まれるのが可愛らしい。

「やっべぇ…っ!」

椅子に触れている部分から陰核のあたりに向かって、舐め上げる。べろんべろん、と思いきり下品に。更に、太腿を一層大きく拡げさせれば、繁野さんのむちむちの陰唇は下着の中でゆっくりと開いていくのがわかった。

開いた陰唇の間、膣の入り口に舌を添わせ、じゅるじゅるとわざと大きな音を立てながら舐めしゃぶる。それだけじゃない。キスをするかのように下着に唇を押し付けて、舌を突き出して刺激するのも面白い。

「じゅるじゅる…っ!…お?」

陰部に吸い付くのにしばらくの間夢中になっていると、陰部の奥から液体が溢れてくるのがわかった。人肌の温度の粘液。そして厭らしい匂い。これは、間違いない。愛液だ。

「ひひっ!濡れてきちゃったか!」

繁野さんの身体の素直な反応にたまらなくなって、僕は舌を離し、彼女の下着を横にずらして陰部を露わにさせた。

「おっ、おほぉ~っ!」

晒された陰部は、美しかった。その可憐さに思わず、感嘆の息を吐いてしまった。その白い肌には陰毛はほとんど生えていないし、陰唇はやはりぷっくりと山を作っていて、その間には綺麗な一本筋を作っている。

「中はどうなってるかなぁ~?」

大股を開かせておいているおかげで、姿勢を低くしてじっくりと覗き込めば、中まで見える。ピンク色だ。中まで美しい。

「このシャープペン、ちょっと借りるね」

綺麗なものは、弄りたくなってしまう。僕のこの手で、美しい女体を汚してしまおう。言いながら、僕は繁野さんが律儀に握ったままだったシャープペンを奪う。機能性を重視した、書きやすさをウリにしているシンプルなもので、繁野さんらしい。芯とは反対側、丸い部分を僕の唾液を垂らしてベタベタにしてやり、その一本筋の間にゆっくりと埋めていった。

「おっ」

 ぬぷ、ぬぷぷ。

少しずつ埋まっていくシャープペン。真面目な繁野さんの持ち物であるということからしても、このシャープペンは、学業という健全な目的以外には使われたことはないのだろう。それなのに、僕のような汚れたクラスメイトにこんな風に扱われてしまうなんて、可哀想に。

「気持ちよくなってきたかぁ?」

 ぬぷっ、ぬぷんっ。

数センチ埋まったあたりで、ゆっくりと引き抜く。また、挿入する。そして、引き抜く。すると、引き抜いた時の勢いにのせられて、奥で分泌していた愛液が零れてくる。

「ん…っ、れろぉ…」

愛液が椅子に零れそうになるところで、舌を差し出し、舌先で液体を受け取る。甘い蜜を零してしまうのは、勿体ない。舌に乗せた液体を口の中で転がしながら、僕は立ち上がり、遂にペニスを取り出した。最早、陰茎はパンパンに腫れあがっており、少しの刺激でも射精してしまいそうなほどであった。

「おら、処理してくれよ」

大量の我慢汁に塗れた先端を繁野さんの小さな唇に添える。ただ、それだけの刺激で腰が震えてしまう。繁野さんの顎に手を添えて下へ開きながら、腰を突き出すと、ペニスは彼女の温かな口内に包まれた。

「おぉぉ…っ!」

その温かさと柔らかさ。時間を止めてから一度も、直接的な刺激を受けてこなかったペニスは、即座にその快楽に屈服してしまう。獣のような声が喉の奥から漏れ、全身がびりびりと痺れた。

「もっと…っ、もっとだ…っ!」

更なる快楽が欲しい。僕は繁野さんの後頭部を掴み、引き寄せた。すると、ペニスは徐々に奥へと飲み込まれていく。

「お…っ、これはいいぞ…っ」

喉の奥ではなく、頬に擦り付けてみると、その柔らかさに驚愕する。唾液の膜が張られた柔らかな肉。その唾液に我慢汁を混ぜるようにして腰を小刻みに動かせば、ぬちゅぬちゅと淫音が繁野さんの口内で鈍く響く。今度は、思いきり腰を突き出してみると、繁野さんの頬は陰茎の先端の形に合わせて内側からぷっくりと膨らんだ。まるで頬袋に餌を溜め込むリスのようだ。

「こっちも見せてもらおうか」

僕は一旦繁野さんの口内からペニスを抜いた。そしてそのまま彼女の胸をはだけさせ、その奥に隠されたブラジャーを晒した。現れたのは、パンツと同じで白色をしたシンプルなブラだった。やはり、このデザインは繁野さんの真面目な性格によく似合っている。

「せっかく似合ってるんだけど。僕も限界が近いし、さっさと脱がしちゃおうかな」

時間を止めているので当然なのだが、繁野さんは未だ真面目な顔をして僕の方を見上げている。そんな真剣な顔をした女子生徒が胸を晒した姿を目の当たりにすれば、興奮しないわけにはいかない。もう少し眺めていたい気もするが、こちらも限界だった。僕は性急にそのブラジャーも下へずらし、双丘を外気に晒してやった。

「よし、もう一度舐めるんだ」

これで繁野さんの格好は一層卑猥なものとなった。地味な女子生徒のあまりに変態的格好に僕のペニスは反応し、ビクビクと震え始める。僕は再び、繁野さんの口内へペニスを挿入した。先ほどと同様に、柔らかな頬の内側に擦りつける。と、同時に、剥き出しにした繁野さんのピンク色の乳首を指で引っ張ったり、弾いたりしてみるのも面白い。

「う…っ、あぁ…っ」

 ぬちゅっ、ぬぷっ。ずるるっ。

腰の動きは早くなっていく。まるで、セックスをしているかのように。その速度に遠慮なんていらない。時間を止めているおかげで、女は咳き込むことも、僕のペニスを傷つけることもないのだ。女の身体に気遣いなどしなくていい。そう思えば、僕のピストンは更に激しいものになっていた。繁野さんの後頭部を強く掴み、腰を打ち付けていた。

「おおぉぉぉ…っ!」

 ぬぷんっ!

我慢汁と唾液に塗れた口内で僕のペニスは滑り、喉奥まで誘われた。もう、このまま動かして、出してしまおう。昂る気持ちのままに、僕は無遠慮に繁野さんの口内を犯し続けた。時間を止めた女の何がいいかって、一切の抵抗をしないことだ。これだけ深くペニスを突っ込んでいても、受け入れてくれるのだから。普通の行為では、こんな無茶な行為はできないだろう。時間停止ならではの感覚だ。

僕の腰つきは激しくなり、フィニッシュに向かって高まっていく。ドクドクと血流が早くなり、その動きより早く、腰が動く。喉の奥にペニスを抜き差しする様は、まるでセックスだ。

「う…っ、あぁ…っ、で、出る…っ!」

びゅっ、びゅるるっ!

程なくして、僕は絶頂した。熱く噴き出る精液。口内から抜いてやることもなく、そのまま射精してやる。相当興奮していたせいか、かなりの量が出ていた。

「お…っ、おぉ…っ!」

 びゅるるっ、びゅ~っ!

繁野さんの口内を性器だと勘違いした濃厚な白濁は、喉の奥へと飛び出していく。そのあまりの量に繁野さんの口の端から少し零れて身体に伝い落ちてしまうが、制服をはだけさせておいたおかげで、処理には困らなさそうだ。

「はぁはぁ…」

数十秒を要した射精はようやく収まり、僕は繁野さんの口から精液が零れないようにゆっくりとペニスを引き抜いた。射精した精液は飲ませるでもなく、繁野さんの口を閉じてやり、そのままにしておいてやることにした。今、この口の中には僕の新鮮な精液がたっぷり入っているというわけだ。

大量に射精してしまったせいで口端から零れてしまった精液や陰部を濡らしてしまった唾液などを簡単に拭き取ってやる。がに股にした脚やはだけさせた制服なども元に戻し、最後に椅子の角度も元通りにしてやる。

「さぁて、これで完璧だな」

僕は自らの身なりも整え、席に戻り、時間停止を解除することにした。さて、繁野さんはどういう反応をするだろうか。真面目に授業を受けていたと思えば、突然、口の中が生臭くて熱い粘液でいっぱいになっているのだ。驚くに違いない。

「ひひひ…。解除っと」

カチリ。時間を止めた時と同じように、時計のボタンを押し込む。と、同時に、時間停止は解除され、時間が動き出す。

「んぐ…?」

直後、前の座席の方、繁野さんが小さくくぐもった声を上げた。そして、落ち着き無さそうにキョロキョロとあたりを見回したと思えば、喉を鳴らした。

「ふひっ、あれは確実に飲み込んだな…」

口の中に異物があるという異変には気が付いたらしいが、授業中であることと、その原因が何なのかわからなかったせいで大事にできなかったのだろう。それにしても、繁野さんは自分の口の中にあったものが何なのかわかった上で飲み込んだのだろうか。いやまさか、授業中に突然、口内に頬が膨らむほどに大量の精液が注ぎ込まれるなんて考えもしないだろう。どちらにせよ、繁野さんは自分の意思で僕の精液を飲み込んだのだ。これは、先ほどまでのフェラチオは同意の上での行為だったと言っても過言ではないだろう。

「んぇ?」

ニヤニヤと口端を上げていると、前の方の席から聞こえてくる間抜けな声。3つ前の席の中川だ。そういえば、中川にもちょっとした嫌がらせをしていたんだった。さて、自分の右脇が急に生臭くなった気分はどうだ?

「中川さん?どうしたんですか?」

口を精液で塞がれて声を出せなかった繁野さんとは違って、中川の方は少し大きな声をあげてしまったせいで、教師に訝し気に声を掛けられていた。授業中に大きな伸びをしていた直後で気まずかったこともあってか、中川は「なんでもないです」と慌てて口を噤んでいた。

そして、何事も無かったかのように再開される授業。僕は笑いを堪えるのに必死だった。

★『OVA イジラレ ~復讐催○~』