「へぇ、ここが秋元の家か…」
休日の昼間。僕は秋元の家の前に立っていた。どうして休みの日に僕が秋元の家に来ているかというと、もちろん彼女を催眠にかけるためである。つい数日前に催眠術を馬鹿にされた腹いせに秋元を催眠にかけてやったついでに、家の場所から家族のいない時間帯まで色々と聞き出しておいたのだ。そして土曜日の昼間というこの時間は秋元が一人でいるらしい絶好のチャンスであった。
品のある佇まいである門柱に設置されていたインターホンのボタンを押し込むと、暫くして玄関のドアがゆっくりと開いた。そこにはいつもの厳しい顔つきと違い、柔和な表情を浮かべた秋元が、はぁい、と愛想よく答えながら顔を覗かせていた。
「どちら様…、え…?」
自宅を訪ねてきたのが僕だと認めた途端、物腰柔らかに笑っていた秋元の顔が一気に強ばり、見慣れた秋元の姿に戻ってしまった。
「どうして小林くんがウチに来てるのかしら?」
秋元は続けて不快そうに眉を顰め、ワントーン落ちた声で言った。
「…そんなに嫌がることないだろう、秋元。クラスメイトじゃないか」
僕は秋元をたしなめようと軽くおどけたように笑いかけたが、秋元は予想通り、疎ましげな様子で僕を見据えている。以前、僕に催眠にかけられた記憶はないにしても、大して仲が良いわけでもないクラスメイトの一人の僕が住所を教えた覚えもない自宅に急に訪ねてくれば、無理もない反応だろう。
「ちょっと。何の用か知らないけど、早く帰ってくれない?」
しかし秋元の対応は先ほどと変わらず、まるで不審者に自宅を特定されたかのように迷惑そうにこちらを睨みつけている。このまま押し問答をしたとて、状況が好転するどころか警察や家族を呼ばれてもおかしくない。
「仕方ないな…」
もしそうなってしまえばどうしようもない。既に聞く耳を持たない秋元は玄関のドアに手をかけていて、今にも閉めきってしまいそうだ。僕は無理やり門をくぐり、秋元のいる玄関の前まで押し入った。
「は…?ちょっと、本当に警察を…」
僕の突然の行動に本格的に驚いた秋元は身の危険を感じたのか、咄嗟に警察に電話をかけようと、手に持っていたスマホを操作し始めたところを素早く催眠にかけてやった。スマホに強ばったままの顔を落としている秋元を覗き込んで目を合わせれば呆気なく催眠に落ちてくれた。
「ふぅ、焦らせないで欲しいな」
僕はため息をついて、力が抜けて倒れ込みそうになった秋元を支えた。ゆったりとした動作でこちらを見上げる秋元の瞳は以前催眠にかけたときと同じように虚ろになっていた。
「上がらせてもらうぞ」
秋元が完全に催眠にかかったのを確認してから、僕は彼女の自宅に上がり込んだ。
「やっぱり家族はいないんだな」
整理整頓された玄関には秋元以外の靴はなく、以前に聞き出した通り、彼女以外の家族は本当に出かけているのだろうと推測する。棒立ちのままの秋元に自室へ案内するように言うと、ロボットのように真っすぐに自室へと向かって行った。
「ここです…」
二階へあがるとすぐに秋元の部屋があった。秋元の指さす先にある扉を遠慮なく開けると、女の子の匂いがむわりと立ち込めてクラクラする。甘いような、酸っぱいような、花のような匂い。思春期の女の子の部屋の香りは何にも形容しがたいものであった。
「へぇ、さすが秋元。整頓されてるなぁ」
予想通り、秋元の部屋は几帳面の彼女らしく綺麗に整頓されていた。モノクロで統一された家具が必要な数だけ置かれており、無駄なものはほとんどない。その中でも一番に目に入った真っ白なベッドはやはり清潔に保たれていて、今からここで秋元を犯すのだと考えるだけで言いようもなく興奮してしまう。
「じゃあまず、秋元の私生活でも覗いてやるか」
僕は扉の前で立ち尽くしたままの秋元を気にも留めず、彼女の部屋を物色した。整理整頓された部屋のクローゼットからタンスまで遠慮なく漁ってやった。本人を目の前にしているのに彼氏でもない男が女の子の服から下着に至るまで大胆に物色できるなんて催眠をかける以外に出来ないだろう。一つの小さなタンスの引き出しには小綺麗に下着が並べられていた。きっとここが秋元の下着の収納スペースなのだろう。黒の大人っぽいものから可愛らしいパステルカラーまであり、その意外性に息をのむ。あのお堅い秋元がこれを…、と思うが以前は水色の可愛らしいものを履いていたことを思い出して納得する。
「あ、これ。この前履いてた下着だな?」
思い返しているとその下着が見つかった。僕からの命令がないままで相変わらず大人しく立っているだけだった秋元に、引き出しの中からその水色の下着を取り出して見せてやる。
「…はい、そうです…」
秋元は戸惑いもなく頷いた。普通はこんなことを言えば、罵られるか恥ずかしがられるかされるものだろうが、催眠にかかった女の子は嘘もつけず、嫌がりもしない。僕はそれをいいことに秋元の部屋をしつこく荒らしてやった。
「さぁ、ベッドにうつ伏せになれ」
あらかた満足した僕は秋元の腰に手を当てて軽く押し倒した。倒れ込むようにベッドにダイブした秋元は自らの尻を突き出すようにしてこちらを見つめた。普段ならこんな格好などするわけもない真面目な風紀委員長の厭らしいメスのような格好に僕は下半身が熱くなるのを感じていた。見るからに柔らかそうな女子高生の健康的な尻の形がはっきりと浮き出ている上に、胸も突き出すようなその格好では本人にその気はなくとも、男を誘っているようにしか見えない。
「えっろ…」
無意識にそう呟いてしまうほど淫猥な光景だった。普段は真面目な風紀委員長が自室に男を引き入れて誘うような格好をしているのだ。興奮しないわけがない。
「じゃあ、脱いでもらおうかな」
しばらく惚けたまま秋元の痴態を眺めてから、次の命令を告げてやった。
秋元は嫌な顔一つせず、着ていた服を淡々と脱いでいった。素肌が露わになる度にふわりと秋元の体臭が部屋に漂う。次々と布団の上に散らばっていく秋元の衣服が今からする行為を暗示しているように見えて官能的である。

「へぇ、白か…」
先日見た可愛らしいパステルカラーの下着とは違い、今日の秋元の下着は清潔感のある白だった。まだ大事な部分は隠されているとはいえ、胸や尻の形は丸わかりの厭らしい格好。スジまでうっすら透けて見えている。
「前も思ってたけど、いい胸してるな」
ぷるんと揺れている形のいい美乳を見ながら呟く。うつ伏せになった秋元の後ろから覆いかぶさるようにして両手で胸を揉みしだいてやると、秋元の口元から僅かに吐息が漏れる。
「あ…っ、はぁっ」
吸い付くような肌の感触に堪らなくなる。このまま下着をずらして敏感な突起も弄ってやるのも良さそうだが、下の方の感触も早く味わっておきたい。
「あとでもっと弄ってやるからな」
一旦胸から手を離し、今度はぷっくりとした淫猥な肉の唇にそっと下着越しに触れてやると、秋元は分かりやすくビクリと身体を跳ねさせた。
「あ…、あぅ…」
つい先ほどまで僕のことをあれほど嫌がっていたというのに、この女はもう大事な部分を触らせて呻いている。汚らわしいと思っているはずの男に敏感な部分を差し出して身体をビクつかせているのだ。人差し指でぷにぷにとした感触を味わいながら、顔を近づけて秋元の秘部の匂いを嗅いでやると、しけった汗の匂いが下着の布に染み込んで充満していた。
「はぁ…、はぁっ…」
僕は必死になって尻に顔を埋めながらその香りをたっぷりと味わった。深く息を吸えば秋元の下着の香りで鼻孔が満たされていく。いつも偉そうに僕たちを見下している、あの風紀委員長のスカートの中に隠された厭らしい匂いを僕は嗅いでいるのだ。
「この匂い…、クセになりそうだな…」
僕の下半身は既に熱く血液を送りこまれて勃起しており、今すぐにでも扱きたいほどにズボンの中でギチギチに硬く反り返っていた。
「もう我慢できねぇ…、秋元、脱がすぞ」
「はい…」
秋元が了承の言葉を頷くと同時に性急に背中のホックを外してやると、ブラジャーの束縛から解放された双丘はぷるんと振動した。
「じゃあ、こっちも脱がすからな」
後ろから白いパンツに手をかけ、一気にずらしてやると、陰唇と小さなアナルが露わになる。秋元の陰部は一度見たが、性に興味の無さそうな女の隠されたメスの部分を見せつけられているようで、酷く興奮してしまう。一日中閉じ込められていたであろうその部位は秋元自身の匂いを溜め込んでいたようで、むわりと汗と僅かな尿のような匂いを放っていて布越しに嗅いだ匂いとは比べ物にならない。
「ここの陰毛もたまらないな…」
少し奥に見え隠れしている縮れ毛の茂みに指を挿し込む。互いに複雑に絡みついた黒い茂みはすぐに僕の指を見えなくしてしまった。くるくると無造作に指先を動かせば、何本かが指に絡みついてベッドの上に抜け落ちた。ベッドの上に落ちた陰毛を眺めながら、厭らしく可愛い秘部を男と同じもので隠そうとしているメスの身体の作りを改めて自覚してしまい、自らの同じ場所が疼くような感覚に襲われた。
「次はこっちかな」
陰毛から少し下りれば、そこは女子高生の膣という最高の肉便器が男を誘っている。脚を開かせているおかげで、陰肉は僅かに左右に広がり、その奥の大事な部分がちらりと見えている。今からここに僕の肉棒を入れてもいいんだと思うと、一秒だって我慢できるはずもなかった。
「やっべ…、きっつ…」
適当にローションを塗りたくって挿入したからか秋元の入り口は滑りが悪く、中々僕の侵入を許してくれる気配がない。催眠にかかった秋元は痛みなど感じないため、前戯を十分にしなかったせいだろう。しかし、亀頭の半分辺りまでは挿入できているというのに、ここまできてこれを抜いて前戯に戻るなどできるわけもない。
「くっ…、ふぅ…っ!」
僕は秋元の尻を掴み、半ば力ずくに挿入を図った。秋元は抵抗することは無いが、乾いた呻きを漏らしている。慣らしもしないで挿入されれば当然気持ちがいいわけもないだろう。しかし、秋元のことなど知ったことではない。僕はそのまま自身を押し込むように腰を進めれば、ズズ、と少しずつ亀頭が秋元の中へと埋もれていった。
「う…、あぁ…ッ」
生理的な生殖行動としてだろうか、秋元は脚を広げて僕を招き入れようとしてくれた。すると亀頭がようやくナカに収まった。亀頭さえ収まってしまえばほとんど問題はない。そのまま竿を押し込むだけだ。
「ぐっ…、きっつ…っ!」
秋元の膣は痛いほどキツキツに僕を締め上げ、ピストン運動すらも滑らかにできないほどだ。ちぎられそうなほどの締め付けでは快楽を得ようにも得られない。僕はできるだけゆっくりと前後に腰を動かしていくと、秋元の秘部から赤い血がポタポタと垂れた。

「やっぱり処女だったのか」
毛嫌いしているはずの男に処女を奪われるなど、どれほど屈辱的なことだろうか。催眠にかかっている秋元には感情はないが、いつかこの事実を突きつけてやろうと様々な角度から写真を撮ってやった。自分の知らないうちに処女を奪われてしまった可哀想な秋元が愉快で仕方がない。
「はぁっ、はぁっ」
自ら尻を上げてバックで僕に犯されたなんて知ったらどんな反応をするだろうか。想像するだけで自然と口角が上がってしまう。
「くっそ、濡れないとこっちもまともに動かせねぇな…」
考え事をしながら機械的に抜き差ししていたところで秋元の秘部が濡れるわけもない。僕は挿入したまま、後ろから胸を鷲掴みにして揉みしだいた。処女をいきなりナカで感じさせるのは難しいだろうから、感度のいい胸や陰核を虐めてやればいい。掴んだもっちりとした二つの脂肪は柔らかく、そして弾力があって触り心地もいい。重力によって垂れ下がった乳を持ち上げるように手の平を添えると、その重量感に圧倒される。その厳しい性格のせいで学校の男たちからは女として見られていないが、これだけで秋元もかなりのスタイルの良さだとわかる。
「全く、勿体ないよなあ」
よく見れば髪はサラサラで顔つきもかなり整っているし、犯されて顔を赤らめているのも可愛らしい。その上、身体の感度も良い。クラスメイトの男たちはあの秋元が休日に嫌っているはずの僕に犯されてよがっているなんて想像もしていないだろう。僕は誰も知らない淫乱な秋元を知っている。普段なら侮蔑の視線を送られるだけであろういかがわしい命令も素直に聞いてくれる。僕は言いようもない優越感に囚われる。
「はぁ…っ、あぁっ、あぅ…っ」
胸の突起を摘まんで軽く引っ張ってやると、気持ちよさそうな喘ぎが聞こえてくる。親指と中指で摘まんで人差し指の爪で突起の先端をカリカリと引っ掻かれるのもイイらしく、小刻みに身体をビクつかせている。
「ちょっと濡れてきたな…、くっ」
胸を刺激されるのが気持ちいいのか、愛液が少しずつ分泌されてくるのがわかる。ピストン運動する度にぬちゃぬちゃと控えめな水音が鳴り始めた。秋元は特に乳首を優しく刺激されるのに弱い。乳輪を指の腹でクルクルと弄っていると、じれったそうに胸をぷるぷると揺らして熱い吐息を漏らし始めた。
「はぁ…っ、あぁ…っ、んっ」
ピンクの突起は既にビンビンに勃起していて、芯を持って硬くなっている。ツン、と指先で触れてやるだけでビクビクと弱々しく反応している秋元が可愛くて仕方がない。そのまま乳首を指で押し潰せば、指先は柔らかな乳房に容易く埋もれていく。押し込んだままコリコリと指先を動かしてやると、秋元は堪らないといった風に腰を動かして喘いでいる。
「あぁ…ッ、んっ、…あぁ…ッ」
情けなく口を半開きにした秋元は気持ちよさそうに身体を震えさせている。コリコリ、クリクリ。乳首を弄りながら、少しずつヌルつき始めた秘部にも片手で刺激を与えてやる。快楽で開ききった陰唇に人差し指と中指を添え、ぐちゅぐちゅッ、と遠慮なしに前後に動かす。想像以上に濡れていたそこは、僕が指を動かす度に粘ついた厭らしい音を鳴らした。
「ひぁぁッ!…ッあぁ…ッ!」
秋元は一層大きな嬌声をあげる。身体はビクビクと大袈裟なほどに痙攣し、愛液はダラダラととめどなく零れている。先程までその細い腰を厭らしいダンスのように躍らせていたはずの秋元には既にそのような余裕はない。僕の下で獣のように身を捩っている秋元は口を半開きにしたまま情けなく喘ぎ、圧倒的な力でねじ伏せられているかのように一方的に犯されている。ただ必死に僕から与えられる快感を受け止めている。それほどまでに強烈な刺激が秋元を襲っていることが伝わってきて、その様子に僕もつられて高揚してしまう。
「そんなに気持ちいいんだ?」
秘部からとぷとぷと溢れ出す透明な粘液は太ももまで伝って、鮮血と混ざりあっている。ゆっくりと抜き差しする度にぐちゅぐちゅとぬめり、挿入したばかりの食いちぎられそうだった感覚とは異なってきたのを感じていた。秋元の膣は僕の肉棒を受け入れる準備を確実に始めているようだった。
「ひぁぁ…ッ!あぁんッ!…ッふぅッ、ふぅッ!」
秋元の身体は全身で快楽を訴えていた。しかし、こんなもので止めてやるほど甘くはない。今度は乳房を手の平で包みながら、乳首を人差し指と中指で挟んで刺激する。もう一方の手は人差し指で陰豆を軽く押し潰した。普段は控えめに隠れているはずのメスの豆は既にビンビンに硬くなっていて、見つけるのにそう時間はかからなかった。
「んぁぁッ!ひぁぁ…ッ、くぅぅ…ッ!ふぅぅ…っ!」
溢れ出た愛液を掬ってヌルヌルになった指の腹で、コリコリと刺激しているだけなのに、豆をダイレクトに刺激すると可哀想なほどにビクビクと反応している。
男を見下してばかりのお堅い風紀委員長が男を求めて喘いでいる。男のモノが欲しい欲しいと必死に訴えてその憎たらしくも綺麗な身体を淫らに動かしている。
「そんなに欲しいなら、“もっとしてください”って言ってみろよ」
虚ろなままの目でこちらを振り返る秋元は舌が丸見えのままのだらしない口を動かして、僕の命令に応えようとした。
「あ…ッ、もっと…ッ、して…ッ、あぁ…ッ、くださ…ッ、ん…っ」
言わせている間もグリグリと陰豆と乳首を虐め続けてやっていると、快楽に屈服してしまっている秋元は卑しくも喘いでしまい、上手く言葉が紡げない。
「ん?よく聞こえないなぁ。もっとちゃんと言えるよね?」
僕はそんな情けない姿の秋元の尻を叩いてもう一度厳しく命令した。あぁ、この瞬間がたまらないのだ。僕が女を言いなりにさせていると実感できる瞬間。催眠にかかった女は主人である僕からどんな理不尽な命令をされたとしても嫌な顔一つせずに言うことを素直に聞くのだ。しかも今日の相手はあの秋元だ。こんなに気持ちいいことはそうそう無いだろう。
「すみませ…ッ、もっと…ッ、してくだ…ッ、あひぃ…、ふぅっ、ふぅっ!」
次から次へと襲ってくる快楽を上手く受け流せない秋元はやはり僕の満足する答えを言えないままだ。
「ほらッ、もっと大きな声で!」
赤くなるほど強くその生意気な尻を叩き、叱咤する。あの秋元の尻を叩いている。僕は言いようもない愉悦に浸っていた。
「あぁぁ…ッ!くぅぅ…ッ、はぅぅ…ッ!!」
尻を叩かれることすらも気持ちいいのか、既に秋元は喘ぐばかりで、意味のある言葉すらも話すことができなくなっていた。
「もしかして、叱られ慣れてなくて気持ちよく感じているのか?」
そういえば以前催眠をかけた時も尻を叩かれて感じていた事を思い出した。秋元の身体はその時の感覚を再現するかのように再び快楽に溺れているようだ。
「あぁぁ…ッ、もっと…ッ、あぁぁ…ッ!」
未だ必死に僕の命令に答えようと口を動かす秋元の言葉は皮肉にも、もっと尻を叩いて欲しいかのように聞こえてしまう。
「じゃあもっと叩いてやるよ」
僕はぷっくりと赤く勃起した陰豆をくにくにと弄ったまま、更に尻を叩いて秋元を追い詰めた。秋元は呻くように喉の奥から嬌声をあげるが、攻めの手を緩める気はない。肉棒のピストンのスピードはゆっくりとした動きのままだったが、性感帯を弄ってどろどろに溢れ出た愛液のおかげで、秋元の膣は肉棒を追い出すどころか、欲しがるようにうねっていた。
「あぁんっ!…はぁっ、はぁっ、あぁっ」
「さっきまで処女だったのに、動かすだけでこんなにヨがってるなんてなあ」
しつこいぐらいに身体を弄ってやったおかげか、しばらくゆっくりと出し入れを繰り返しているうちに、秋元は誘うように腰を揺らしながら身体全体で僕の肉棒をも受け入れ始めたようだった。秋元は厭らしくも、自らの気持ちいい場所に僕の硬い先端を当てようと無意識に腰を動かしている。
「あぁ…ッ、はぁ…っ、あぁあッ!」
イイ場所に当たれば、ビクビクと身体を震えさせて獣のように大きく喘ぐ。今しがたまで処女だった女とは思えない淫乱具合に僕の肉棒も一層硬くなる。秋元と繋がった部分はもう秋元の愛液でヌルヌルに濡れそぼり、それが潤滑油となって激しく出し入れすることも難しくなくなっていた。腰を動かす度に、ぬちゅっ、ぐちゅっ、と卑猥な粘液の音が部屋に響いている。
「ほらほら、お前の嫌いなクラスメイトに犯されてるんだぞ…っ!」
パンッパンッ、と肌と肌が触れ合う音が秋元に現実を突きつけているようで愉快だ。男が触れたこともないであろう秋元の純粋な白い肌を僕の赤黒い肉棒が犯している。あまりにアンバランスなその光景にもっともっと汚してやりたいという欲望がむくむくと這い上がってくる。
「あぁ…ッ、はぁ…ッ」
秋元はまるで男に媚びるように腰を揺らめかせている。催眠をかけられていれば、羞恥や痛みを感じないどころか、抵抗すらもできない。つまり秋元は生理的な快感を貪るためだけに身体を動かしているのだ。
「あんなに嫌がっていたのに情けなくないの?」
男を毛嫌いしているはずの秋元の膣は熱く、うねるように僕の肉棒にねっとりと絡みついてくる。いくら男を見下していても、やはりメスとしての生殖本能には逆らうことはできないのだろう。そのあまりの哀れさに、庇護欲のような愛おしさすらも覚えてしまう。
「ほらほら、こんな風に触られても抵抗しないもんねぇ?」
背中から尻や胸までいくら厭らしい手つきで撫でまわしても秋元は気持ちよさそうに喘ぐだけだ。催眠をかけられているのだから抵抗しないのは当たり前だが、こんなにも気分のいいことはない。
「あぁ…ッ、ひぃぃ…ッ、んあぁあぁぁ…ッ!」
しばらく激しいピストンを繰り返していると、前触れもなく膣圧で根元まで搾り取られそうな感覚に襲われた。オナホなんかとは別格だ。JKの新品の膣は生々しく僕の肉棒に絡みついて、生意気にも繁殖のために子供を欲しがっている。ゴムは一応持ってきてはいたが、目の前のメスの願望に答えてやらない理由はない。
「出すぞ…ッ」
僕はそのままピストン運動を続け、秋元のナカに出してやることにした。
びゅくびゅくびゅく!僕が言うと同時に秋元の中で僕の白濁が弾けた。

「あぁぁああ~ッッ!!」
秋元が一層大きな声で喘ぎ、身体を反らせて絶頂した。ドクッドクッ、とお互いの全身の血液が巡っているのがわかる。
「くぅ…ッ、すげぇ…ッ!」
カッと全身が熱くなり、次から次へと尿道の奥から駆け上がってくる感覚がたまらなく気持ちがいい。足先から頭の先までゾクゾクと身をやくほどの強烈な快感が駆け抜けていく。まだまだ足りないとでも言うように、秋元の身体はきゅうきゅうと僕の肉棒を締め付け、膣の奥へと精液を貪欲に飲み込んでいく。20もいかない幼い身体のはずであるのに、必死に子を孕もうとしているのだ。睾丸が空っぽになるまで絞りつくされて、僕も秋元も体力を使い切るほどの絶頂を味わった。
「はぁ…ッ、はぁ…ッ!」
長い間、休むことなく腰を振り続けたせいで、僕も息を切らしていた。ズルズル、とゆっくりと自身を引き抜くと、白い粘液まで一緒にゴポゴポと溢れてくる。絞りつくされて元の形に萎んだ肉棒は秋元の愛液と血液もヌルヌルに纏ってテカっている。
「はぁ…ッ、はぁっ、はぁ…ッ、ふぅぅ…ッ、ふぅぅ~ッ」
秋元もしばらく絶頂の余韻に惚けた後に、ぐったりしたようにベッドに身体を沈めた。
「はぁ…ッ、お疲れ様だな…ッ」
情事で乱れた髪を直すように一撫でしてやる。僕はティッシュで自身の汚れをふき取り、身支度を始めた。そろそろ秋元の家族が帰ってくる頃合いだろう。お暇するにはちょうどいい時間だった。僕は脱ぎ捨てて散らばった服を拾い上げた。
秋元はまだ肩で息をしている。秋元はなんとも哀れなことに、僕に処女を奪われたことなど知りもせずに生きていくのだ。以前と変わらずに学校で偉ぶって風紀を正し、不純異性交友を取り締まったところで最早、その身体はオスに汚された非処女でしかない。綺麗だと思い込んでいるだろうその身体は嫌っているはずの僕に厭らしく作り替えられてしまった。密かに大事な人に将来捧げようとしていたかもしれない大事な処女は今日、僕に奪われてしまったのだ。その事実にゾクゾクとした優越感が込み上げて、自然と悪い笑みが零れてしまう。
「最高だ」
僕は呟いて、疲れてベッドに倒れたままの秋元を置いて彼女の部屋を出た。新鮮な空気を吸い込んで、いかに部屋が暑く、情事独特の厭らしい匂いに包まれていたかを知った。
記憶は覚えていなくとも、その身体はセックスの快楽を覚えてしまった哀れな秋元をこれからも狂って壊れてしまうほどに躾けてやりたい。そうして強烈な快楽を教えこまれた秋元は1人で自慰をするときすらも物足りなく感じてしまうことだろう。いつものように弄ってみても、触れたはずのない膣の奥が疼いて収まりがつかない。もしかしたらディルドなんて買ってしまうかもしれない。そんな妄想を広げているだけでまたムクムクと下半身が熱く勃起しようとする。
「秋元はこれからも手放せないな」
また次の家族がいない日も聞いておいたことだし、近いうちにまた秋元を躾けてやるかな。僕は処女を奪ったぐらいで満足する男では無い。こんなにも愉快な玩具を自ら手放す気などさらさらないのだ。